フリークライミングとは

フリークライミングは道具を使わない岩登りのことです。

ただし、高いところまで登るときは怪我をしないためロープなどの道具を使います。

これはあくまで安全に楽しむためにのみ使用し、

登っている途中にぶら下がったり掴んだりして体重を預けてしまったときには、

そのルートを上まで登ってもフリークライミングで登ったことにはなりません。

 

フリークライミングを、いくつかのカテゴリーに分けるとするならば、

以下の6カテゴリーになります。

スポーツクライミング

墜落を止め、安全を確保する為の支点(プロテクション)に

強固なボルトを使用したクライミング。

ある程度以上の大きさの壁を登ります。

安全確保のためロープを使い2人でペアを組んで登ります。

 

墜落を許容できる場面が非常に多いため

安全を確保した状態でのクライミングを楽しむことができます。

トラッドクライミング

ルート上にはあらかじめ設置されたボルト類が存在せず、

岩の割れ目などに自分でプロテクションを設置しながら登るクライミング。

自分でプロテクションの設置を行うため安全に登るためにはそれなりの熟練が必要です。

 

また、熟練度により安全を確保できない状況も起こる可能性があります。

マルチピッチクライミング

巨大な壁を登る場合、ロープの届く範囲でピッチを区切り、

何ピッチかに分けてその壁を登ります。

地面から離れた危険地帯を長い時間かけて登るため、

安定したクライミングができることが必須となります。

 

しかし簡単なルートではそこまで高度なクライミング技術を必要としません。

必要なのは「簡単なところを簡単に登る力」、

加えてルートを見る力やスムーズなロープワーク、

予期せぬ事態が起きたときの修正能力などです。

ボルダリング

ロープを使用しない、通常落ちても怪我のない程度の高さの

岩(3から4mくらい)で行います。

まれに信じられないような高い壁をボルダリングの課題として登る者もいます。

失敗したら地面のうえに着地(落下)します。

フリークライミングの中では最もシンプルであるがゆえにスポーツ的なものです。

 

あらゆるクライミングで、その能力を強化するためには

ボルダリングの力を強化することが必要です。

インドアクライミング(人工壁)

屋内外に作られた建築物としての壁面に樹脂製のホールドを取り付けて登ります。

これをフリークライミングといっても良いのかどうかについては

ちょっと考えるところではあります。

なぜなら岩登りではないから。

これをフリークライミングと言ってしまうと

公園の遊具にホールドを取り付けたものもクライミングになってしまうから。

しかし現在のフリークライマーのほとんどすべてが

人工壁でのトレーニングを行い成果を出していることを考えると

「あんなのクライミングじゃねーよ」というのは無理があるだろうと思います。

物質的にはクライミングではないが、

経験豊富なセッターがここにクライミングを再現することによってのみ

フリークライミングであるということができると考えています。

個人的には、内容のないルートや課題はクライミングと呼ぶに値せず、

優れたそれはアウトドアのクライミングの多くのものを

凌駕する存在にもなりえると思っています。

 

 

インドアクライミングにはスポーツルートとボルダリングがあります。

競技クライミング(コンペティションクライミング) 

人工壁で行いディフィカルト・ボルダリング・スピードの3種目があります。

真剣に取り組めばとんでもなく強くなれる可能性があります。

でも活躍しているコンペティターと普通のクライマーの間には

プロ野球と草野球くらいの差があると思ってください。

 

習得の難しさ(学ぶべき技術の多さ)の順位としては

インドアボルダリング

アウトドアボルダリング

インドアスポーツクライミング

アウトドアスポーツクライミング

トラッドクライミング

マルチピッチクライミング

 

 

となりますがフリークライミングの中で

どちらが上でどちらが下というような優劣はありません。