クライミング用具

ご用意していただく物

クライミングシューズ

フリークライミング用に特化した靴。

初めて履くときは例外なくその特殊さにびっくりする。

どうびっくりするかは履いてのお楽しみ。

きつめの方が良いが楽しみでやっているんだし、ほどほどでいいんじゃないかと思う。

でもきついほうが登れることは確か。

でもクラックやマルチピッチではきつすぎると、つらい思いをする。

スポーツ用品店では販売していないので登山用品店で購入する。

クライマーの店員さんからの購入がお勧めだが、

妙にコアなシューズを勧められることもあるので注意が必要。

 

1足目は使い切る前に買い換えることが多いので(主にサイズの問題で)

安い物のほうがよい。


ハーネス

フリークライミング用のレッグループタイプの物、

ハイエンドモデルはスーパークライマー用に超軽量。

でもサポート性能はあまりよくない。

最近の物はレッグループが調節可能な軽くていい物が出てきているので

体形に合わない場合はそれを選択するのも良いと思う。

 

これも消耗品なので。早めに交換してください。


チョークバック

大き目が使いやすい、あまり奇抜な物はその人の品性が疑われる。

アウトドアでは粉を直接入れておくほうが使いやすい。

(インドアでは必ずチョークボールを使って)


ビレイデバイス

チューブタイプの2穴のもの、いわゆるATCタイプの物を使う。

ブレーキサポート(グリグリみたいな)タイプの物は

強固なボルトが打たれているスポーツクライミングルートでのみ使用する。

大き目の安全環付きカラビナとセットにして使う。


ザック

手提げバックは不可、40~50L位のものが使いやすい。


雨具

レインウェアは投資しても後悔しない、高級ハイテク雨具を。

でもフリークライミングは雨の中は登らないので、傘もあると重宝する。


ヘッドランプ

これが無いと暗くなってから歩けない、スペアの電池も用意して。


クライミングギア

登りに行く場所や、やることによって用意する物が違う。

あればあるだけよい。

講習参加の場合、クイックドロー2~3セット、安全環付きカラビナ1、

120センチのソウンスリング1はあるとよい。


アプローチシューズ

山道を歩くのでサンダル不可。

スニーカーなら可、ローカットのトレッキングシューズがお勧め。

大枚はたいても後悔しません。


ヘルメット

かぶったほうがいいのは間違いなく、

今後用具の進歩とともに一般化してくると思っている。

 

スポーツルートでは高齢の方と体幹の弱い女性はかぶることを推奨します。

(当然子供はかぶる)

 

トラッドクライミングではかぶることを推奨します。

マルチピッチでは必須装備です。


服装

かっこいい服で登りましょう。

季節と温度にあわせた物なら何でもよいが

ワイドクラックでは長袖推奨、短パンで登るといろいろ痛いかも。


お昼・水・非常食

お好きにどうぞ。

昼食のほかに行動が思いがけず長くなったときのため非常食があるとよい。

 

水は1L以上あるとよい。


ビレイグローブ

マルチピッチでは必須。

それ以外では使うことを推奨します。


通常飲まれているお薬・健康保険証

お守り

岩場でのクライミングを成功させるには幸運が必要です。

ラッキーアイテムがある方はぜひお持ちください。